アメリカ式のファーストフードが日本に初めて誕生したのは1970年初頭でした。日本で初めに出来たファーストフードと言うとマクドナルドのイメージがあると思いますが、日本で1番最初に出来たファーストフード店はダイエーが経営しているドムドムバーガーです。
ダイエーは1960年代の後半からスーパーを拡大していました。アメリカのマクドナルドは1940年にお店を開店し、とても人気がありました。そこでダイエーがダイエーの店舗にマクドナルドを入れたいから共同で会社を立ち上げたいとマクドナルドに交渉します。
マクドナルドも快く引き受けましたが、交渉の際の出資がまとまらず、交渉が決裂してダイエーが自ら1970年にドムドムバーガーを立ち上げました。これが日本のファーストフードの始まりです。その後、同年の1970年にケンタッキー・1971年にマクドナルドとミスタードーナツ・1972年にモスバーガーとロッテリアが出店しました。
日本のファーストフードは、これ以外にも立ち食いそばやおにぎりなどの古来からの食文化も当てはまりますし、ラーメンやカレーライスなどもファーストフードに当てはまります。立ち食いそばやおでんなどは江戸時代から屋台形式で存在しました。そう考えると、世界最古のファーストフードは日本から生まれたとも言えるかもしれません。
江戸でファーストフードが人気だったのは、江戸に女性の数が足りずに独身の人が多かったことが理由とされています。現代と違って男性が自炊することは稀な時代だったため、商売人が販売するおにぎりやてんぷらなど手軽に食べられる物がよく売れていたのでしょう。